2011年3月29日火曜日

ユアトーンⅡ「指抑場ユニット」

















人工喉頭装置に付属品
 声帯を失った人の発声を補助する「人工喉頭装置」を販売している。 電気機器製造の電制が、ボタン操作で声の抑場を調節できる付属部品「指抑場ユニット」を発売した。
 
 
声の抑場 指で調節 同音異義語や疑問文など、人工喉頭装置だけでは難しかった表現が可能になった。 電制は1998年に人工喉頭装置「ユアトーン」を発売
 2009年には改良型の「ユアトーンⅡゆらぎ」を発売した。 規則的に振動する先端部品をのどに口と舌を動かすと、装置が音源となって「声」を出せる。




 短期間の練習で会話できるようになるため、病気などで声帯を摘出した人に支持を得ています。 約6千台を販売されたそうです。 ただ、一言ずつ明確に発音できるものの抑場がないため、微妙な表現ができないことが課題だった。 「指抑場ユニット」を「ユアトーンⅡ」に装着したスライドボタンを指先で動かすと、スライド幅に応じて声の高低を調整できる。 「橋」と「箸」のような同音異義語が言い分けられるほか、疑問文など微妙な抑場も表現できる。 欧米や日本の他メーナーも同様の人工喉頭装置を販売しているが、音程の微妙な調整ができるものがないという。 開発担当者は「自然な声に近づき、聞き取りやすさが向上した」と話す。 「指抑場ユニット」は6千円。 「ユアトーンⅡ」は7万5千円。

0 件のコメント:

コメントを投稿